2014年5月15日木曜日

経過57日目・・・痔瘻根治手術(2014年4月上旬) 完治

2014年5月10日 術後57日目(通院日) 痛み:無い 出血・浸出液量:なし

3/14の手術から本日をもって、先生より完治宣言をいただきました。
実際は前回の通院時に行った、硝酸銀塗布処置から2日後には浸出液も出なくなり、術後の経過45日目くらいでほぼ完治状態になっていました。

シートン法の方が適している手術箇所も有るとは思いますが、シートン法の場合はまだまだ縛って緩んでを繰り返すでしょうから、私の場合は改めて切開解放術で良かったと思います。

現時点で排便時の違和感は無いものの、おならの出方がチョット変わったかなあという感覚はある物の、自転車やバイクに乗るにもトレーニングをするにも以前と何ら変わり有りません。

このblogでは今後手術箇所に何か起きない限りはこれで終了です。
肛門周囲膿瘍にかかってしまい、痔瘻の手術となってしまった方への参考になれば幸いです。


参考データ
肛門周囲膿瘍から完治までに掛かった費用:約7.5万円
痔瘻根治手術から出勤できるまでの療養期間:約10日(入院なし)
痔瘻根治手術から完治までの日数:約45日
痔瘻根治手術を行った病院:専門クリニック
医療保険手術特約:支払い可(契約によるので確認を!)

2014年4月11日金曜日

経過42日目・・・痔瘻根治手術(2014年4月上旬)

2014年4月25日 術後42日目(通院日) 痛み:無い 出血・浸出液量:小(中綿ガーゼ半サイズ1枚)

術後1ヶ月経過頃には痛みも違和感もなく、浸出液の量は変わらない感じで少量出続けている感じが続いていた。術後6週間を経過して完治宣言を期待しながらの通院。

まずは問診で、特に異常が無い確認から。浸出液は変わらない量が出ていること以外、異常ないですと伝えてそれは仕方が無いので患部をとりあえず診てみましょう。とのこと。この診察台も何回目かなあ。今回の処置は綿棒持ってきてと看護師さんに言っているので、違う処置の様子。

肛門鏡を入れられて診察すると経過は良いですが、より速く直すために一度お薬塗りますねとのことで、特に痛みもない薬を塗布されて終了。説明で塗布した薬は硝酸銀とのことで、一度患部を焼いて治りを早くしましょうという処置でした。

もしかするとピリピリ痛むかもしれませんが、それほど痛くなることはありませんのでという説明と、次回は2週間後と言うことで今回の通院は完了。次回で完治宣言かなぁ。

ちなみに硝酸銀塗布後の1回目の排便で、術後見覚えのある、筋状に鮮血の入った排便が出たくらいでそれほど違和感は無しでした。

2014年4月9日水曜日

経過21日目・・・痔瘻根治手術(2014年4月上旬)

2014年4月4日 術後21日目 痛み:ほぼ無い・違和感程度 浸出液量:小(中綿ガーゼ半サイズ2枚)

オペからちょうど3週間、ガーゼは日によって1枚で済む日もある。

手術後初めて車の運転をした。
客先まで片道1時間、多少違和感はあるものの無事に往復することができた。これならある程度のドライブももう出来るという自信に繋がる。

夜には映画鑑賞にもチャレンジしてみた。
自宅から片道10分の距離を125ccのスクーターで移動するも、着座姿勢にまだ結構違和感が残る感じ。買い物程度は大丈夫だろうけど、30分程度の中距離走行は控えた方がよさそう。

映画館のシートは革張りで、体が沈む感じはそこそこ。
多少違和感を感じ始めたらおしりを左右にずらせば特に痛くなるということもなく鑑賞出来るレベル。

次の目標はスクーターでの通勤(40分程度)かな。
着座姿勢での筋トレ、1000ccのロードバイク運転はもう少し先になりそう。
日に日に良くなっていくのが体感出来る。

2014年4月2日水曜日

経過18日目・・・痔瘻根治手術(2014年4月上旬)

2014年4月1日 術後18日目 痛み:小~ほぼ無い 出血・浸出液量:小(中綿ガーゼ半サイズ2枚)

今日からスポーツクラブへ復帰。

まだ激しく運動し始めるには早いみたいだけど、社会復帰のため(というより自分自身のやりたいことのため)に、リハビリとして運動を開始。クロストレーナーで負荷を掛けて60分歩く。

開始後25分経過位から痛さで笑っちゃいそうだけどガマンガマン…。

LifeFittnessの強度が25段階調整出来る有酸素トレーナーで、普段はLV5から初めて5分経過するごとに5ずつ上げ、25分経過後からは最大負荷のLV25を35分続けるのがいつものパターンだけど、LV15位で続けてみる。

25分経過後くらいから仙骨の内側あたりに痺れるような鈍痛とも疝痛とも取れない痛み。
我慢して10分位そのまま続けていると感じなくなってきたのでLV13~20位を痛さに併せて上下させて継続、最後の10分は最大LV25でスパート。

ウエイトトレーニングは、まず座って力を込めるという行為がまだ出来ないので腹筋と腕立てのみ。腹筋も結構キツイ。

自宅に帰ると臀部に違和感アリアリです。
ウエイトトレーニングは来週もまだ厳しいかもなあ。

2014年3月31日月曜日

経過15日目・・・痔瘻根治手術(2014年3月下旬)

2014年3月29日 術後15日目(通院日) 痛み:小 出血・浸出液量:小(中綿ガーゼ1日1枚)


仕事へ復帰して1週間が経過。堅いイス、長時間の移動、立ち仕事をしていると痛くなるので、クッション付きのイス仕事以外はなかなかツライ。円坐が欲しくなる気持ちがよくわかるが、低反発クッションの普通の座布団でも効果はあるので、座布団必須。

打ち合わせ時がつらいので、いつでも痛み止めを飲める状態にしておいた方がいい。
少し気温が上がってきて暑いと思うけど、ワイシャツの一番下に貼るカイロをつけて患部を温めるようにはしている。コレをやっておくと痛みが違う気がする。

浸出液は排便が無ければカスッカスな状態なので、だいぶ傷口が埋まってきている実感がある。排便後は割と量が出るので広がってしまうと傷口が裂けちゃうんだろうなあ。

通院時は術後初めてじっくり肛門鏡を入れられて観察されたが、さすがに痛い!
1週前はそこまで広げて見なかったのに・・・。
経過は順調のようで、今回はアクトシン軟膏という塗り薬を処方された。

問診時に
「うーん、治り具合は早いんだけど、塗り薬出すにはまだちょっと早いんだよね。塗り薬は傷口を早く治す薬なんだけど、次回10日後くらいの通院でその時にしようかな。」
「(早く治したかったので)自分で5日後くらいから使ってみたいので、今日処方していただく事はできますか?」
「いいですよ。今日から使って貰っても構いませんよ。今週から軽い運動と少しのお酒なら飲んで構いません。」

とのこと。
アクトシン軟膏は血流を良くすることで傷の修復を早めるらしい。
体質的に酒は飲めないが、2週間スポーツクラブに行けなかったので、運動が出来るというのはありがたい。

「運動レベルは、自分自身の痛みと調整しながらという感じでいいですか?痛くならない程度にという感じですよね?」
「そうですねー。力をグッと込めるトレーニングは括約筋を使うので、気をつけて少しずつで。」

と言うことで、今週から中程度の有酸素運動は始めようと思います。
ウェイトトレーニングはもうチョット先かな。

なお「痔瘻根治手術」は医療保険適用(ソニー生命は10倍)となるため、手術代と検査費くらいは医療保険から戻ってくる事になりました。これはありがたい!

2014年3月25日火曜日

経過10日目・・・痔瘻根治手術(2014年3月下旬)

2014年3月24日 術後10日目 痛み:小 出血・浸出液量:小(中綿ガーゼ1日2枚)

本日より初出勤。病状もだいぶ変わりないので、今後はトピックがある時のみ更新することにします。

術後初出勤にもかかわらず、電車人身事故で大混乱状態。満員で押しくらまんじゅうに耐えられないことが予想付いたので出勤時間はずらすことにした。

勤務場所での問題点はウォッシュレットがないこと。これはハンディウォッシュレットを購入して対応する事にした。ハンディウォッシュレットは当然水道水を使うのだが、温める機能はないので冬場の水はかなり冷たい!お湯を足す必要があるのが多少面倒ではあるが、使わないよりは遙かにいいのでウォッシュレットがない方は必携です。

長時間の着座は本当に久しぶりなので8時間座ってられるかが心配だったが、朝は痛み止めを服用、その後はやはり15:30頃から痛み始めて帰る時間頃には結構痛い。明日に響きそうだし、ずっと座ってる状態だと血流も良く無さそうだから治りにも影響しそうだなあ。

ここでいったん、痔瘻の手術(シートン/切開解放)と自宅療養と入院の違いについて考えてみる。


痔瘻手術(くりぬき除く)
・シートン 低侵襲だが治療期間が長いため不快感が続く。においやゴムが切れるトラブルも。
・切開解放 侵襲領域が大きいため予後がキツイ。完治までが早い。場合により入院も。

どちらもメリットがあるので、短期間で一気に片付けるか長期間じっくり行くかはそれぞれの考え方で、私はスポーツクラブのトレーニングをしたりバイクに乗るので早めに完治する切開解放で良かったと思っている。まだ完治してないけど!


療養方法
・入院 食事を準備する手間が不要。痛み管理を任せられる。費用が掛かる。
・自宅療養 主治医との連絡手段確保が出来ていれば時間管理が全て自由だし、入浴も自由。

術後の食べ物は基本的に元通りなので食事管理という考え方はあまりいらず、食事提供有無だけを考えれば良いと思う。自身で用意するのは術後1日目まではかなり厳しいので、一人暮らしは入院がお勧め。医療保険に入っていなければ入院費より3食出前の方が安いので、保険有無で判断しても良いかもしれない。

個人的には朝晩30分以上の腰湯が、早い回復に繋がっていると考えているので自宅療養を推したい。

と言うことで、これから手術する方には参考にしていただければと思います。ちなみに私が手術した病院はこちらでした。こちらの先生はなるべくシートンはやりませんと言っていたので、シートン希望の方はお勧めしません。(どうしてもお願いすればやってくれるかもしれない)

2014年3月24日月曜日

経過9日目・・・痔瘻根治手術(2014年3月下旬)

2014年3月23日 術後9日目 痛み:小 出血・浸出液量:目に見えて浸出液量が減ってる

明日から出勤。

少し長めの距離を動いておかないと、通勤が出来るかわからないので試しに倍程度の長さへ散歩を変更。玄米の精米をしに行くことにした。片手で5kgの米を持っていると、さすがに置くがツーンと痛くなるので持ち手を変えながら精米散歩を試したが、動けなくなるほどではない。

明日から朝の腰湯が出来なくなるのかと思うと若干不安も残るが、日に日に良くなっていくのは実感出来ている。

術後、初めて痛み止めを飲まなかった日になった。
明日どんな顔して出勤しようか。